ブリーチカラーとホームカラーの実情
スタイリストの髙浦です!
ハイトーンカラー、ブリーチカラーが世に浸透し始めてから久しいですが、昔とは違い今は美容室で扱う薬剤もとても進化していて優しいものご増えました!
従来ではボロボロになっていた髪の毛も、膨潤しすぎて断毛なんてこともあまり聞かなくなりました。
髪質次第ではブリーチだけでそのあとのオンカラーが無くてもこのくらいまでホワイト系のカラーにすることも可能です😊
(正しい薬剤選定、技術ありきです)
そもそもブリーチとは、1剤、2剤を混ぜ合わせ薬を反応させ毛髪内のメラニンを壊すことで、色素が抜けていき明るくなっていきます。
日本人をベースに考えると
黒髪、赤、オレンジ、黄色、ホワイト系の黄色
の順に脱色されていきます。
なので、ブリーチをして邪魔な赤やオレンジを排除しておくと流行りのミルクティベージュや鮮やかな色味が出しやすくなるわけです💡
逆にブリーチをしない黒髪に対して何も考えずにカラーをすると、赤みやオレンジが邪魔をして柔らかい色が出にくく少し赤みを帯びてしまうことが多いです。
赤みがダメなわけではないですが、皆さんやはり寒色系がお好きなので重要なポイントです!
ちなみにこのご時世で美容院に行くことができない方が薬局などの薬でホームカラーをする場合、注意すべきは自分の髪のベースがどうなっているか、パッケージの色味、名前に〇〇アッシュなどと入っていないかなど色々と注意が必要です。
名前や色味によってはガツンと暗くなったり、青くなりすぎたりとコントロールが難しい薬が多いのが実情…
そして、リタッチをしたいのに根元を狙えず毛先に薬が付き、逆プランになってしまった…などという失敗談も多数聞きます。
色味は無難な〇〇ブラウンなど、泡カラーなどは選ばず櫛がついたチューブタイプで根元を狙うなど、最善の注意を払いながらカラーすることをオススメします!
(一番良いのは美容院でカラーすることです。笑)
薬剤の進化と実情、情報化社会の中で怪しい情報、嘘の情報も本当のように話されてしまう時代、しっかりと見極めていきましょう!