NBA シーズン終了
こんにちわ!アシスタントの古川です!
先日NBAチャンピオンが決まり、2019ー20シーズンのNBAが終わってしまいました!
コロナの影響によって色々といつもとは変わった特別なシーズンでしたが、とても楽しめました!
今シーズンの優勝チーム
『 Los Angeles Lakers 』
ファイナルMVP 『 LeBron James 』
レブロンジェームズとアンソニーデイビスのリーグ最強デュオのレイカーズが優勝をしました!
今回の優勝でレブロンジェームズは、4度のNBAチャンピオンと4度のファイナルMVPを獲得しました!
相棒のアンソニーデイビスは、はじめての優勝! 色んな選手を比較する上で、チャンピオンリングを持って居るか居ないかで、選手の価値はかなり変わって来るので、この1回の優勝と実力でデイビスは、確実に引退した後も名前が後世に残る選手となったでしょう!
このレイカーズの優勝には、数多くのドラマが存在してました!
1. ファイナルの相手が、あの『ヒート』
かつてレブロンは、マイアミヒート に所属して、2度のチャンピオンに輝いてます!
その時代のレブロンは、全盛期でさらにチームも強かった為、ヒートで3連覇を目指します!
結果、2連覇は出来たものの、3連覇目は阻止されてしまい、願いは叶わず。
3連覇は成し遂げられなかったものの、ヒートはまだまだ強かったので、レブロンはこのままヒートで頑張ると思いきや、、、、移籍です。
最初に所属していた、クリーブランドに戻ることを決めたのです。
この行動にヒートのオーナーは、"今ここを出て行ったら、君は日の目を浴びることはもう無いぞ!残れ!" といい、この言葉を無視して、リーグでもかなり弱いチームクリーブランドキャバリアーズに移籍をしました。
それ以降、レブロンとヒートは対立の位置関係をとっています。
ヒートは、7年ぶりのファイナルにやってきました! 7年前は、そう!レブロンが全盛期で引っ張っていた時代のヒートです! 監督も当時のままです。
レブロン vs ヒート
2. レイカーズ10年ぶりのファイナル出場そして優勝
名門レイカーズは、2009-10シーズン、伝説のスーパースター"コービーブライアント"を筆頭にファイナルに進出して、東の名門ボストンセルティックスを相手にギリギリの所で勝利を掴み、優勝しました!
その後、レイカーズはコービーの衰えとともに衰退していき、弱くなっていきました!
一時は、スーパースターを4人集めて、プレミアム4 というビッグチームを作り出し、優勝を狙うが、怪我や不仲でうまく機能せず、翌シーズンには、解体、、、。そんな暗黒期のレイカーズを再度このステージまで導いたのが、コービーの良きライバルレブロンジェームズ!
3. やっと手にしたチャンピオンリング!
ドワイトハワード! 2004年の全体ドラフトで1位指名でNBAに入り、オールスターに8回選ばれ、最終守備選手賞も複数回受賞をした、当時最強のビッグマンとして、東地区の強豪のエースとして活躍! 若くしてたくさんのタイトルを手にした、ハワードの次の目標はビッグタイトルチャンピオンリングを狙う!
東地区の決勝でレブロンジェームズ率いるクリーブランドキャバリアーズに敗退。
その後、レイカーズへ移籍!
この時上で書いたプレミアム4 のスーパースターの一角を担ったのがドワイトハワードでした!
(プレミアム4 )
プレー自体は問題はなかったのですが、かなりの傲慢な性格から、チームのエースコービーブライアントと馬が合わず。シーズンが終わり。その後は、良い活躍もないまま4チームをたらい回しになり、"ハワードは終わった選手だ
あいつは素行が悪い"などと言われ、遂には所属するチームがなくなる。
そんな中、ビッグマンを探していたレイカーズに拾ってもらう、ただ、今までのプレースタイルを変え、控えセンターのサブポジションで契約金もかなり低く。数年前にスーパースターとして歓迎された時とは、全く逆の状態で再びレイカーズに拾ってもらい、かつての全盛期時代のライバルレブロンジェームズとチャンピオンを手にした!!!!
しかも!今回のコロナにより、全チームオーランドのディズニー施設に集まり、そこで全試合が行われます!このオーランドは、かつてハワードが全盛期の時に所属していた、オーランドマジックのホームコート! ハワードがチャンピオンリングを手にした土地は、一番最高に活躍できていた、オーランドのホームコートだった。
4. 2度目の優勝は、あの、レイカーズだった!
レイジョンロンド、彼のNBAは名門ボストンセルティックスでスタートをした!一年目から司令塔として、それなりに活躍をし、2年目にはチームが確変を起こし、2人のビッグスターを連れてきて、セルティックスの元いたエースと2人のスターで " BIG3 " が結成される!
その年、コービーブライアント率いる名門レイカーズとファイナルで戦い、2年目にしてNBAチャンピオンへと輝く!
その翌年、2連覇を目指したものの、全盛期のドワイトハワードを前にチームは敗退、、、。(この後、ハワードはレブロンに負ける)
連覇は無くなったもののチームの熱は冷めず、翌年!この頃には、ロンドはオールスターに選出される程のスーパースターになっていたので、元いたBIG3にロンドをプラスした、" BIG4"と呼ばれていた!そして、もう一度ファイナルに出場!
その時の相手は、コービー率いる名門レイカーズ!一昨年倒したレイカーズよりも強くなったレイカーズに、接戦の末、、、負けてしまう。
(レイカーズの10年前の優勝はこの時)
その後、たくさんのチームへと移籍して、数年間低迷する。そして、自身のバスケットIQが高くプライドも高いロンドは、自分のやりたいバスケットと監督との折り合いが合わずに、引退も近いと騒がれる。最後に行き着いたのが、かつて優勝を何度も争ったライバルチーム、名門レイカーズだった。しかもそこには、全盛期時代に同じ東で何度も戦ったライバル、ハワードとレブロンがいた。 ライバルとして研究し尽くした、ライバルがチームメイトに、そして、このレイカーズで2度目のチャンピオンへ。
5. 天国に捧げるチャンピオンリング。
2020年、NBAでは1人の伝説的プレーヤーが天国へ旅立った。
『 Kobe Bryant 』
コービーは17歳でNBAに入り、レイカーズで20年間のシーズンを過ごした。その中でたくさんのタイトルを獲得した、オールスター18回、NBAチャンピオン5回、NBAファイナルMVP2回、得点王2回! 彼は、ジョーダンの去ったNBAの次の顔としてリーグを引っ張って行った! 沢山のドラマを生み出し、沢山の名試合をNBAに残した! その結果、バスケの神様、マイケルジョーダンとコービーどっちが上かなんて論争も色んな所で話題になった。
コービーは別名"マンバ"と呼ばれ、皆んなから恐れられ、愛された、マンバの意味は、確実に相手を殺すブラックマンバと言うコブラから来ているらしい。コービーの"絶対に負けない!"という不屈の闘志は"マンバメンタリティ"と称され、このモードは、試合を決める終盤負けていても必ずチームを救ってきた!
負けず嫌いなコービーが、NBAを盛り上げ、バスケット界を盛り上げた!
そんなコービーが今年、ヘリの墜落によって天国へ旅立った。
全世界中の人がこのニュースに涙をしたと思う。
レイカーズのホームタウン、ロサンゼルスでは、この日、皆仕事を休み、コービーを想い、思い出と悲しみに暮れた。
そして、これまで戦ってきた選手達も悲しみに暮れた。
『約束する。僕はあなたのレガシーを引き継いでいく。あなたはNBA、とくにレイカーズにとって、かけがえのない存在だった。僕はそれを背負い進み続ける。それが僕の責任だ。どうか天国から見守っていてほしい。そして、僕に力を与えてほしい。僕たちは、いつも一緒だ』
なんとしても優勝を!!!!
コービーに優勝を!
最高のライバルレブロンが!
10年前にハードに戦ったロンドが!
かつてのチームメイト、ハワードが!
彼らを筆頭に、チームは一丸となり優勝へ一直線に突き進んでいった!
負けそうな時は、皆がマンバメンタルを持ち、果敢にゴールにアタックし!
そして掴んだ優勝。
天国にあるコービーは、喜んで笑っているであろう、、、、。
長く書きましたが!!!
そんな感動的な!NBAファイナルでした!!!!
NBAを長く見てると、相関図が広がり選手一人一人の1試合にかける思いなんか見えてきて、かなり面白いんですよね。 ほんと辞めれないです。笑
今シーズンお疲れ様でした!
この後は、来シーズンまでトレード情報を楽しみます。
NBA最高!!!!!