改めて少林寺拳法はすごい良くできてる!

 

 

 

 

 

 

 

こんにちわ!アシスタントの古川です!

 

 

 

僕は4歳から15歳まで武道の少林寺拳法を習ってたんですけど、因みに中国の少林寺とは違って日本で開発された武道になります。

 

その少林寺拳法を習っていた時に、練習の一環として、黙想と道訓を読み上げる事があって、その道訓がこれです!

 

 

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これめちゃくちゃ長いですよね!

 

これを週2回読み続けていると、6歳の頃には丸暗記して紙を見ないで詠唱できてましたね!

ただ、まだ事の意味を理解はできてないので音で覚える感じでしたけどね。

 

これにどんな事が書かれてるかって言うと、少林寺拳法の道徳みたいな事が書かれていて、

" 少林寺拳法で護身術を学んで、その護身術を使って人を正して、良い国を作ろう!"

みたいな事が書いてあります!

 

少林寺拳法は宗教団体なので、精神性も大事にしてるみたいですね!

 

なので護身術の体術、精神を鍛える道徳、この2つを学んで行って、心身共に強くなろう!ってのが教えだから、体術だけの護身術とは少し違うんですよね!昇級試験にはレポートや筆記試験があります!

 

 

 

大人になって改めて読んでみると、なるほどなって思う所が多かったですね!

 

 

 

 

最後に、今は亡き師からの言葉をひとつ!

 

 

僕が、絡まれた時はどうすればいいですか?って質問に対しての返答です。

 

 

" 絡まれた時は、まず話をして友達になろう。

それでも、向かってきたら全力で逃げよう。

それでも捕まった時に、護身術を使え。

傷をつける事なく、相手との力の差を見せつけてその場を制する。 "

 

 

この時に貰った言葉は、今でもしっかり心に残ってますね!

 

素晴らしいですよね!この考え方!

 

ひとつひとつ解いていく

 

絡まれた時

相手も人だから話をして仲良くなろう!確かに、何かの誤りがあって絡んできたのかもしれない。絡まれたからってムキになって対処するより、冷静になって何故そうなったかを話し合う!勘違いが解けたら、友達になれてるよ!って

本当にそうだよね!大半の人は意思の疎通がズレてて問題が起きるもんね!

 

次に、それでもダメなら逃げよう!

相手が話してもダメなら、逃げろ!全力で逃げろ!逃げる事は悪くない!暴力で相手を傷つけてしまう事の方がよっぽど悪い事だ。だから全力で逃げよう!

僕の師は段位六段の位の高い人だったんですけど、その師が" 逃げる事は悪い事じゃない " 、" 暴力で相手を傷つける事の方が悪い事 " って言ってたのが衝撃的すぎて、それまでの僕は、力には力で返すって思考しか持ち合わせてなかったから、これを聞いた時から、自分のペースで柔軟にかわしていいんだ!って響きました!逃げるのも悪くないしね!

 

最後に、傷つける事なく相手を制す

暴力は良くないって考えから生まれる発想で傷つける事なく、力量の差を見せつけて相手を制する。

めちゃくちゃ素晴らしい!最初から一貫性がある!

少林寺拳法はカウンターの武道で自分から攻める技って存在しないんですよ!受けてから次に!って流れなので必然的に受けてからの、次に!を実行しなければ、相手は傷付か無いんですよ!それを何度も何度も繰り返して、力量の差で相手を制する!

 

 

 

この発想は本当に平和的だなって思いましたね!

言葉そのものですね!

 

色んな人に師がいると思うんですけど、そしてその人ごとに教えが少し違うと思うんですけど、僕はこの師匠に出逢えて本当に良かったと思います! 4歳から面倒を見てもらい成長に合わせて体術や精神性を教えてもらって、僕と言う人格が出来上がったと思います!

 

 

感謝しかないです🙇🏻‍♂️