美術に対して思う事

 

 

 

 

こんにちわ!スタイリストの古川です!

 

 

 

美術って難しいですよね!

 

僕は中学生の頃に、本気で美術の絵に取り組んだ事が一度だけありまして、普段は適当だったけどその時だけは、一回本気でやってみようと思って、全力で書き込みました!

 

時間もフルに使って、書き込む姿勢は、他の誰よりも力が入ってたと思います。

 

自由課題だったので、僕は、その場の雰囲気をイメージして書きました。

 

我ながら、中学生になるまで色んな絵を見て来たんですけど、なんか形だけが綺麗な作品で、ググッと引き込まれる絵に出会えたことが無かった。

 

表面上の綺麗な線や色配は、確かに綺麗だけど、そこにメッセージ性はないなって感じてたので、僕が今回、絵を描く上でのポイントは。

 

形に拘らない。

 

メッセージを組み込む。

 

この二つをポイントに書き込みました。

 

雰囲気の中では、授業の雰囲気、本気で描く子やおちゃらけてるこ、全く興味の持てない子などのいろんな感情を持ち合わせた生徒が、半ば無理矢理この授業という名目で書かされてる。

各々のベクトルが縦横無尽に行き交ってる。その様に書きました!

 

メッセージは、いろんなベクトルがある中で、僕は今回の課題にしっかりと向き合って書き切ってやる!って強いメッセージを入れ込みました!

 

みんなが綺麗な形を作る中で、僕は抽象画。他にも2人くらい居たんですけど、まぁ目立ちはしてました。

 

大抵の人からは、訳が分からないと言われたが。それでも書き切ったことへの満足と自分の感情も再現できて満足できた。

 

美術の点数も、ここまで考えてやり切ったからには点数も高いとそうたかを括ってた。

 

が、、、、蓋を開けたら。

 

抽象画を描いた皆んな、総じて点数が低かった。

 

点数の高い人の絵は、写真を切り取ったかの様な綺麗な模写の絵だった。

 

悔しくて、本人に何を考えて描いたかと聞いたら

 

技術的な面ばかりで、絵本来のメッセージは何もないとのこと。

 

ほう。。。。中学生の多感な時期の僕は、秒速で捻くれた。

 

こんっっな枠組みだけカチッと綺麗なメッセージが皆無な絵が好評されて、想いの詰まった僕の作品が低評かと、、、!!!

 

あぁ、そうか!美術なんてクソだな!!!

 

って

 

これを踏まえて、美術の採点に対して、意義を申し出たい!!!

 

作品を見て点数をつけるんじゃなくて、その後、個人面接をして、本人の絵に対する想いを聞いても良いのではないかと。

 

 

もしそこで、僕がちゃんと想いが伝わっていたのなら、僕は美術をもっと楽しめていたと思う。

 

ただ、この一瞬で、逃げ出した僕はひどく愚かであった。