太陽系
スタイリストの髙浦です!
この間の満月はとても明るかったですね!
月には不思議なパワーがあって、月が満ちていく時には人の身体にも何かパワーが湧いてくると言われています。
月の他にも、空に光る星たちからは何か不思議な力を感じますね。
何万年も前から人々は星を見て世界を感じていました。
ギリシャ、ローマ、シュメール、バビロニア、メソポタミアなどの神話。
昔の文献からは星と世界創造の結びつきがとても見て取れます!
太陽系を例に見ると、内側から順に
太陽はアポロン
水星はヘルメス
金星はヴィーナス
地球はガイア
月はアルテミス
火星はアレス
木星はゼウス
土星はクロノス
海王星はポセイドン
冥王星はハーデス
が、それぞれの神話で相当されます。
実はこの神々の並びは偶然ではなく、最高神ゼウスを中心とした家族構成で成り立っているんです!
ギリシャ神話創世の話からになりますが、この世はカオスから始まり、大地の神ガイアが、その後天空の神ウラノスが生まれます。
その後世界と他の神々が創世され、2人の子供、クロノス。
クロノスの子供、ゼウスが誕生します。
その間、この親子三世代にはたくさんのイザコザがあるのですが、それを経てゼウスの兄弟や従兄弟などが誕生し、ゼウスを中心としたギリシャ神話ができるわけです。
今の太陽系の星々はそのゼウス一家の神々の名前がこうしてつけられています。
何故つけられているのか?
諸説ありますが、例えば水星ヘルメス。
この神は伝令の神として伝えられていますが、宵と明けの空を行き来する様子から、動き回りすばしっこいということで水星はヘルメスに。
月と太陽は良く一緒にされますが、
アルテミスとアポロン。
この2人は双子でセットなのでそう呼ばれるように!
ここからは余談ですが、
そして冬の空に出てくるオリオン座は、アルテミス(月)の恋人なのです😊
ですがそれを良く思わない兄のアポロンは、オリオンを弓で殺すよう仕向けます。
それを悲しんだアルテミスは、ゼウスに頼んでオリオンを夜空に上げてくださいと頼んだそう。
それが今の形になり、冬は兄(太陽神アポロン)のいない夜の間、アルテミス(月)はオリオン(オリオン座)のいる軌道上を通り、毎晩会いに行っているのです😇
そういう背景や文献を知ってから空を見ると、このような話がそれこそ星の数ほどあるので調べてみるのもいいかもしれないですね!
宇宙や星、神話大好きな私のつまらない雑学でした。笑